【たとえ海に入れずとも】3Dプリンタで作るリアルなサーフボードフィギュア

新型コロナで海に入れない間、3Dプリンタでこんなものを作って遊んでいました。

左から、友人の9’10″のロング、7’2″のタカヤマ、現在オーダー中のLD Creation SurfboardsのMFT+ 5’6″、そして、近い将来思わずオーダしてしまいそうな予感のしているCI FISH 5’4″。

もともとは、自分で好きなようにペイントして、デスクの脇に飾ったり、しおりとして使ったりしたら面白いかな、くらいに思って作ってみたものです。

 

新型コロナで海に入れない間、こんなことをして海をイメージしながら、なんとか溜飲を下げてみたり。

 

実際の板の写真からアウトラインをトレスし、1inch=1.55mmの設定でサイジングして、厚みは一律0.5mmの設定でプリントするだけ。トレスに10〜20分、印刷に20分、色塗りまで含めても1時間くらいでできちゃいますから、結構お手軽な遊びかなと。

一度データを作成してしまえば、大きくしたり小さくしたりは自由自在。こういう点は、3Dプリンタの利点の一つですよね。

使用している3DプリンタはCrealityのEnder 3 Pro。自分で組み立てる手間はありますが、安価ですし、ちょこちょこといろいろなものを試作してみるのには十分な機能を備えてます。

 

オーバーフロート気味な5’4″のMF Surfboards DHD Twinのセンターに大きなスケッグをつけて、ミッドレングスやボンザー的な乗り方をするために作ってみた、ベース部がFCS2になっているスケッグ。

フィン本体とベース部の接合部の強度がいまいちで、こちらはまだまだ研究/改良の余地がたっぷりです。

 

次なる計画は、厚みを付けて、レールやロッカーのある、より本物に近いボードを作ってみること。

例えばですが、9’10″の板を1inch=1.55mm換算で作ると、長さは約22cmになる計算。この場合、厚さ3 1/2″の板は厚さ5.4mmということになります。

ロッカーをつけたいわけですから、実際には厚み7〜8mm程度で作成して、レールを落としつつロッカーをつけていく、という、本物の板をブランクスから削り出すような、そういった作業になるのでしょうか。

本物の板の場合、ブランクスにもともとある程度のロッカーがついていまして、それをベースにしつつ、さらにシェイプしながらロッカーを調整していくという、そういう過程を経るわけですから、そうするのもありかも。でも、3Dプリンタでロッカーのついた状態のものをプリントするのは、もしかすると、それはそれでちょっと難しさもあるかもしれませんけど。

なんにせよ、PLA樹脂の場合、削り出すところが一番大変なステップになりそうですが、最近はPLA用の研磨フィルムであったり、削りやすい用に設計されたPLAなどもあるようなので、近々、そういったものを使ってまたいろいろとチャレンジしてみたいと思ってます。

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